いのうえ・まこと 1952年生まれ。中央大学法学部卒業後、オリックス入社。主に海外畑を歩み2011年に社長・グループCOO、14年に同グループCEO就任。リース事業協会会長。(撮影:今井康一)

超低金利が長期化する中、リース大手は事業投資に活路を求めている。その先頭を走ってきたのがオリックスだ。

──リース各社とも、本業のリースでは取扱高こそ増えていますが利益がついてこないようです。

調達金利と貸出金利の差が1%あったとしても、融資残高の1%が焦げ付いたら稼ぎは飛ぶ。それなのに今は利幅が0.5%しかない。リースでは収益は上がらない。

この問題はAI(人工知能)の導入といった手法の改善では解決できず、リスクもあるがリターンも大きい事業投資を増やすしかない。リースは顧客との接点を持つための事業だとうちは割り切っている。