しみず・ひろし 1961年生まれ。京都大学卒業。83年日本生命保険入社。取締役常務執行役員、専務執行役員など経て2018年4月から現職。生命保険協会会長も務める。(撮影:今井康一)

少子高齢化に加え、国内外の低金利環境が生命保険のビジネスモデルに変革を迫っている。2020年以降も環境の好転は見込めない中、日本生命の清水博社長はどう活路を見いだすか。

──生保業界を取り巻く環境についてどのように認識していますか。

お客様の側に立脚すれば、健康で長生きしたいというニーズが強まっていると思う。それに対する備えを生保会社に求めているという認識だ。そもそも、生活の安定や安心・安全をお客様にお届けすることが事業の根幹にある。

低金利下でも、資産形成も含め顧客ニーズに応えた商品・サービスを提供していく必要がある。

──国内のマイナス金利に加え、海外も低金利です。魅力的な貯蓄性商品の開発は難しくないですか。