小売り大手の焦燥|猛威振るうアマゾンに対抗

伊勢丹新宿店に隣接するビルで、商品情報を制作する業務が行われている(撮影:今井康一)

百貨店やGMS(総合スーパー)などの小売り大手にとって、デジタル化の加速は待ったなしの課題となっている。

百貨店首位の三越伊勢丹ホールディングスは目下、EC(ネット通販)とリアル店舗との融合を図っている。その一環で、伊勢丹新宿店に隣接する自社運営ビルを一部改装し、ささげ業務(商品情報の制作作業)を行う専用スタジオを設置。スタジオでは約120人の従業員がフル回転し、伊勢丹新宿店で取り扱っている商品情報のデータベース化を急いでいる。

データの整備は顧客にとって利便性向上につながる。顧客はECサイトで商品情報をチェック。気に入れば来館して、店頭で実物を確認できるし、そのままECサイトで購入することも可能になる。