(Komaer/PIXTA)

付属校|エスカレーター進学で人気だが…

今、中学入試や高校入試では、大学付属校の人気が高まっている。とくにMARCHの付属校の人気はうなぎ登りだ。

MARCHには各大学3~4校の付属校がある(厳密には同一法人下の「付属校」と別法人の「系属校」に分けられる)。

その志望状況を、中学受験の首都圏模試の11月データから見ると、男子では青山学院中、中央大学附属横浜中、法政大学中、法政大学第二中、明治大学付属中野中、明治大学付属中野八王子中、立教池袋中、女子では青山学院中、青山学院大学系属浦和ルーテル学院中、法政大学第二中、香蘭女学校、立教女学院といった学校がこの時点で志望者を大きく増やしている。

志望者が増えているのは、各校の改革の成果もあるが、現在進んでいる大学入試改革の厳しさと不透明感がある。

再来年の2021年入試からセンター試験が廃止され、大学入学共通テストが始まる。知識偏重型の試験から、思考力や判断力、表現力といった力も問う内容に変わる。これまでの受験勉強のやり方では通用しないのではないかといわれ、学校現場では試行錯誤の試験対策が続いている。

ただ、当初予定していた英語民間試験の活用は、萩生田光一文部科学相の「身の丈」発言によって24年度まで延期に。国語や数学の記述式問題も延期が検討されているなど、不透明な状態だ。