過激な学生運動のイメージからか、かつてバンカラな校風で知られた明治大学。だが今や、そのイメージは一新された。旬のファッションに身を包んだ女子学生がキャンパスを闊歩する、都心の人気大学へと変貌を遂げているのだ。

明治大学のシンボル「リバティタワー」

リクルート進学総研が毎年発表する「進学ブランド力調査」によると、過去10年の関東地区の「志願したい大学」で、明治は1位が7回、2位は3回ランクイン。女子に限っても、2015年に「おしゃれ大学」として知られる青山学院や立教を抜き、1位になったことがある。

実際、在籍する女子学生数も増えている。学部から専門職大学院までの累計で、11年度に9888人だった女子学生数は、17年度には2割弱増加して1.17万人にまで膨らみ、全体の35%を占めるまでになった。志願者数も18年度入試では、過去最多の志願者数を記録した1991年に迫る12万人の大台に乗った。明治の卒業生組織の1つ、連合駿台会の田村駿会長(65年卒)は、「かつては1クラス70人のうち女子は1人いるかどうかだった。当時と比べて今のキャンパスは華やかで明るい」と母校の変化を語る。

入試偏差値も早慶に迫る高さだ。進研模試の偏差値では、明治で最も伝統的な法学部が74、08年に新設された国際日本学部が73と、早稲田の一部の文系学部を超えており、大学側は「今の明治は脱MARCH。MARCHというより“早慶明”」と意気込む。明治はなぜ、ここまで躍進することができたのだろうか。

都心型大学をアピール