週刊東洋経済 2019年12/21号
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少子高齢化、グローバル化、入学定員の厳格化などで、大学は大きな変革を迫られている。全国の大学が生き残りへもがき続ける中、伝統に裏打ちされたブランド力を武器に名声を高めているのが、MARCHの5大学だ。

5大学とも国際系などの新学部を設け、時代の要請に応えようとグローバル人材の育成に力を入れる。さらに文理融合やAI(人工知能)、リーダーシップといった先端教育にも着手。改革に遅れる国公立大学を尻目に、私立大学ならではの独自性を確立している。

その結果、受験生からの人気は上昇。少子化にもかかわらず、志願者数は右肩上がりだ。人気上昇に加え、定員厳格化の影響もあり、偏差値も上がっている。「進研模試」の最新偏差値では、MARCH計54学部のうち、半数以上の28学部が70以上になっている。ほとんどの学部が過去最高の値で、中には早稲田大学や慶応大学を上回る学部も出ている。

本特集では各大学の最前線の取り組みから、親世代とは一変した新・学部序列、大学ランキング、就職力、付属校の内部進学率格差、有力経済人の輩出力まで、データに基づきMARCH5大学を多角的に分析する。