昨シーズンのラグビー大学選手権で22年ぶりの優勝を果たした明治。今シーズンも優勝候補の筆頭だ(時事)

大学ラグビー人気が戻ってきた。日本で開催されたラグビーワールドカップ(W杯)が盛り上がったことで、12月1日の早稲田大学対明治大学戦(早明戦)は、前売り券が早々に完売する盛況となった。結果は明治が快勝。田中澄憲監督の手腕も手伝って、2年連続大学日本一が有力だ。

ラグビーだけではない。男子ではアイスホッケー、フィギュアスケート、競泳、拳法、女子ではスポーツ射撃、スポーツクライミングと、明治が頂点に立つ競技は多い。野球も今年、6度目の日本一に輝いた。2016年のリオ五輪では、在学生、卒業生合わせて10人が代表に選ばれている。

明治が強いのは、各競技種目に有望な選手が集まっているだけでなく、施設が充実し、優れた指導者も多いからだ。さらに今年度、「明治大学スポーツ推進本部」を設置、さらなる強化を目指す。スポーツ振興担当の若林幸男副学長は、「スポーツブランドの一層の強化を図るとともに、体育会学生のインテグリティー(健全性)維持や、地域、社会、企業、国際社会との連携などを目指す」と抱負を語る。

明治にはスポーツ科学部の設置構想が頓挫した苦い過去がある。しかし、より有望な選手を集めるために、スポーツ系学部構想が再び浮上するかもしれない。