よしだ・まさあき 1956年生まれ。京都産業大学経済学部卒業後、79年にピープル(現・コナミスポーツ)入社。事業開発本部長などを経て2004年ルネサンス入社、11年4月から現職。日本フィットネス産業協会会長も務める。(撮影:今井康一)
国内のフィットネス市場は4800億円と2012年以降7年連続で増加(『レジャー白書2019』)。背景には、健康志向の高まりに加え、「24時間営業フィットネス」「暗闇フィットネス」などの業態で参入した新勢力の台頭がある。スポーツクラブ大手、ルネサンスの吉田正昭社長に対抗策を聞いた。

──フィットネスクラブが急増し競争が激化しています。

パーソナルトレーニングやストレッチなど専門店化した小型のフィットネスクラブが急増し新たな需要が生まれた。市場が拡大するのは喜ばしいことだが、競合先が増えることによる痛みは当然ある。

米国発祥の24時間営業フィットネスが日本に進出してきた9年前には、長続きせずに撤退すると思っていた。それが、想定以上のペースで出店が進んだ。今や当社の施設の周辺にも数カ所あり、客を奪い合っているエリアもある。

──20年3月開業予定の2つの新業態の狙いは何でしょうか。