日立は30代〜40代前半の若手優秀層50人を「フューチャー50」(F50)に選び、幹部候補生としてタフな仕事を特別に与え育成している。社内外に公表はしていないが、その一人に会えた。

「フューチャー50」に選抜された小岩博明氏(44)。「メンバー同士の飲み会は議論が白熱する」と言う(撮影:尾形文繁)

日立が買収した欧州鉄道システム会社のイタリア本社に10月から副本部長として赴任、500人以上の外国人を仕切る44歳の小岩博明氏だ。京都大学工学部を卒業、2001年に日立に入社。配属された大みか事業所で、「当時部長だった東原社長から『僕はドラえもんに憧れて日立に入った。君は何がしたい?』と聞かれ、日立って面白い会社だと思った」。