(イラスト:ソリマチアキラ)

冬が到来して、何かと気ぜわしい12月になりました。今回は、私が26歳のとき優勝した89年「ミズノオープンゴルフトーナメント」での忘れられないアプローチショットについて。格好を気にしないゴルフプレーの攻め方のお話です。

場所は石川県朱鷺(とき)の台カントリークラブ。断トツ首位で迎えた最終日、優勝のプレッシャーから少しずつボギーが出始めた後半のあるパー4で、2打目がグリーンすぐ左脇のラフに入りました。そのグリーンは砲台グリーンで私の背丈を超える3メートル近い高さ。ピンは左から5メートルあたり。砲台グリーン真下から3メートルの高さを超えて、すぐ止めるボールを打つ必要があり、寄せるのがものすごく難しいアプローチショットでした。