海外プラント建設での資機材購入立て替え金で、日揮は直近5期累計営業CFがマイナスに(撮影:尾形文繁)

不透明な会計処理や粉飾決算を見抜くために用いられるのが「アクルーアル」という指標だ。純利益から、本業で稼いだ現金を示す営業キャッシュフロー(以下CF)を引いて算出する。同数値がプラスの値で多額であればあるほど現金収入を伴わない、もしくは現金収入が遅れているのに利益を上げている会社となる。

本誌では5期累計の営業CFがマイナスの会社に絞り、アクルーアルの大きさでランキングした(下表)。東証の業種分類を基に、金融や不動産など営業CFが先行する業態は除外している。不動産業や金融業を行っていても、不動産や金融に業種分類されていない会社はランキングの対象とした。

ワーストは日揮ホールディングス。過去5期累計の純利益は818億円なのに、同期間の営業CFは1996億円のマイナスだ。