プロサッカー選手、クリスティアーノ・ロナウドを広告塔に起用した「シックスパッド」が有名なMTG。ずさんな管理体制が明らかになった

いったい何度投資家の期待を裏切ったら気が済むのだろうか。

美容ローラー「リファ」やトレーニング機器「シックスパッド」の企画・販売を手がけるMTGは11月19日、2019年9月期の最終損益の見通しを267億円の赤字に下方修正した。85億円の赤字としていた従来予想からさらに赤字幅が広がる。

そもそもMTGは11月14日に本決算を発表するはずだった。しかし当日の昼前に突如として決算会見の中止を知らせるメールが届いた。この時点で記者が決算発表の予定について尋ねると「会見が中止になったこと以外はお答えできません」との回答だった。

翌15日夕方、韓国の取引先の在庫状況に関する通報が会計監査人にあったため、社内調査が済むまで決算開示を延期するとようやく発表。その4日後に業績修正をし、巨額赤字転落を明らかにした。