センター試験は廃止。2021年から「大学入学共通テスト」が始まる(撮影:梅谷秀司)

理系の学部を目指す場合、私大は選択肢が限られるため、国公立大が目標になるケースが多い。標準的な試験科目は、センター試験の5教科7科目と、大学の個別試験3〜4科目だ。国語や社会などセンター試験のみの教科を底上げしながら、個別試験で課される英語、数学、理科の得点力をつける必要がある。

そのセンター試験は廃止され、2021年の入試から「大学入学共通テスト」に変わるが、目玉の英語民間試験活用が延期された。高校生からは「楽になった」「ホッとした」という声が出ているが、英語以外にもさまざまな変更点があり、警戒すべき点は多い。理系を目指す受験生はどのような対策を講じればいいのか。

今回の改革で、国は大学に対し、入試で「学力の3要素」を問うよう求めている。学力の3要素とは、「知識・技能」「思考力・判断力・表現力」「主体性・多様性・協働性」のこと。これまでは「知識・技能」の評価に偏っていたため、社会で活躍するために必要な資質をもっと多面的に評価すべきだ、という趣旨だ。