経営統合を発表した6社の幹部ら。新会社は1年後の発足を目指す(撮影:風間仁一郎)

「周回遅れ」とも揶揄されてきた、ホンダ系列の部品メーカー(サプライヤー)の再編が動き出した。

ホンダと日立製作所は10月30日、傘下の自動車部品メーカー4社を経営統合させると発表した。統合後の新会社は売上高が1兆8000億円規模になり、国内の部品メーカーではトヨタ自動車系列のデンソー、アイシン精機に次ぐ3位に躍り出る。

合併するのは、日立の完全子会社である日立オートモティブシステムズ(日立AS)と、ホンダが筆頭株主となっているケーヒン、ショーワ、日信工業。ホンダが系列3社の株式を公開買い付け(TOB)して完全子会社化した後、日立ASが3社を吸収合併する。

「各社の強みを統合し、メガサプライヤーを目指す」。記者会見の席上、各社の首脳陣は巨大部品メーカーを意味する「メガサプライヤー」という言葉を繰り返した。今回の再編で一挙に経営規模を拡大し、世界のメガサプライヤーに対抗する狙いがある。