大統領選挙を控え、ウォーレン氏は民主党の有力候補に浮上しつつある(AP/アフロ)

来年11月の米大統領選挙の投票まで、1年を切った。民主党の候補者を選ぶ予備選挙で支持を伸ばしてきたのが、リベラル色の強いエリザベス・ウォーレン上院議員だ。当初はその他大勢の1人にすぎなかったウォーレン氏。だが今では、同じくリベラル派のバーニー・サンダース上院議員を支持率で上回り、ジョー・バイデン前副大統領に並ぶ有力候補となっている。

ウォーレン氏の台頭は、米国経済にとって懸念材料だ。格差問題への関心が高いウォーレン氏は、富裕層を標的とした資産課税やグローバルに利益を上げている大企業への新税の導入などを公約している。ウォーレン政権が誕生してこうした公約が実現すれば、米国経済には逆風となりかねない。そこで重要になるのが、大統領選挙と同日に投開票となる議会選挙だ。