いしだ・たてあき 1946年生まれ。68年4月旧東海銀行入行。92年欧州東海銀行頭取。98年東海投信投資顧問社長。2001年欧州東海銀会長。02年UFJインターナショナル会長。04年当社顧問、06年社長兼CEO(現任)。(撮影:風間仁一郎)
最大手の野村証券が山陰合同銀行と業務提携で合意するなど、証券会社と地方銀行との連携が急ピッチで進んでいる。だが地銀提携の草分けは準大手の東海東京証券だ。10年以上前から地銀と合弁で証券子会社を次々と設立、3月まで東海東京証券の社長を務めた東海東京フィナンシャル・ホールディングスの石田建昭社長に聞いた。

──海外畑の銀行員から国内主体の証券マンに転身しました。

勤務地のロンドンに前の社長(奥村雅英氏)から「頼むから(東海東京証券の社長として)来てくれ」と連絡があった。銀行側は「銀行から離れていく証券会社になぜ行くのか」と猛反対したが、最後は1人で決めた。

──東海東京証券が独立色を打ち出し始めた頃ですね。