世界的指揮者、ヘルベルト・フォン・カラヤン(左)と佐治敬三(©サントリーホール)

サントリーホール創設者にして初代館長の佐治敬三(1919〜99)が、2019年11月1日に生誕100年を迎える。これを記念した「夢大きく─創設者・佐治敬三 生誕100年記念展示─」が、11月1日(金)〜30日(土)、サントリーホール大ホール1、2階の壁面を使用して開催される。

今をさかのぼること33年、1986年10月12日。東京初のコンサート専用ホールにして“世界一の美しい響き”を目指したサントリーホールが誕生した。ホールに初めて足を踏み入れた瞬間の感動は今も忘れられない。見るからに響きのよさそうな空間の中央にそびえ立つ巨大なオルガンや、ステージを取り囲むビンヤード(ブドウ畑)形式の客席など、初めて目にするものばかりの新ホールは、その後の日本クラシック界を大きく変えるきっかけとなったのだ。