テクノロジー思考 技術の価値を理解するための「現代の教養」(蛯原 健 著/ダイヤモンド社/1600円+税/236ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
[Profile] えびはら・たけし/1994年横浜国立大学経済学部卒、同年ジャフコ入社。2008年、独立系ベンチャーキャピタルとしてリブライトパートナーズ株式会社を創業。現在シンガポール、インド、東京の3拠点で事業を行う。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)。

「『イノベーションか、死か』『テクノロジーか、死か』そういう時代を今、我々は否応なしに生きている」

こうした書き出しで始まる本書は、シンガポールを拠点として、長年にわたり世界各国のテクノロジーやイノベーションに投資してきたベンチャーキャピタリストの著者が、今、テクノロジーの最前線で何が起きているのかを、一般のビジネスマン向けにわかりやすく解説したものである。

とくに、本書に「文系ビジネスマンを中心とする『ノン・テクノロジスト』たちに、新たな視点を与えてくれる1冊」とあるように、ITリテラシーが低く、部下からテクノロジー関連のプレゼンテーションを受けてもまったく理解できずにプロジェクトを止めてしまうような文系エグゼクティブにとっては、必読の書である。