BBC Proms Japanのキービジュアル。「第2の国歌」の演奏を含む多彩なプログラムが予定されている

「第2の国歌」と聞いたとき、どんな曲を思い起こすだろう。“国歌に次いでその国を象徴するような曲”である第2の国歌。太平洋戦争前の日本では、国民の戦意高揚を目的として作曲された信時潔(のぶとききよし)(1887〜1965)の『海行かば』がそれに相当するものとして広く歌われていたが、戦後の日本では残念ながらそれに代わる曲は生まれなかった。

一方ヨーロッパでは、イタリアの『行け我が思いよ、金色の翼に乗って』、フィンランドの『フィンランディア(フィンランディア賛歌)』、そして英国の『威風堂々(希望と栄光の国)』といった名曲が、今も熱い思いを込めて歌い継がれている。