ロンドンの新金融街「カナリー・ワーフ」。ブレグジット後も、英国の金融的地位は揺らがなさそうだ(読売新聞/アフロ)

英国が欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を決めてから、すでに3年以上が経過する。EUとの経済関係が今後どうなるか、まるで見通せない状況が続いているが、このままいけば離脱派が当初訴えていた以上に溝が深まる可能性が高い。

にもかかわらず、懸念されたようにロンドンから企業が大挙して出ていくという事態にはどうやらなっていない。英国の金融機関がいわゆる「パスポート」を失い、EU市場で自由に営業できなくなることが確実視されているにもかかわらず、である。どういうことか。