(Fast&Slow / PIXTA)

睡眠の質を上げるにはビジネスと一緒で、「ファクト(現状把握)」「イシュー(課題抽出)」「ソリューション(課題解決)」の3段階でアプローチをかけると効果的だ。この流れをくむことにより、快眠戦略に取り入れるテクニカルな睡眠調整が具体化してくる。

ファクトとは、「睡眠時間の見える化」のこと。具体的には日々の就寝時刻と起床時刻、睡眠時刻をスマホや手帳に記録する。次いでイシューでは、翌日のパフォーマンスがどうなのか、課題を抽出していく。「寝不足なら仕事に手がつかない」「遅くまで飲み二日酔いで体がだるい」といった点がわかれば、「平日は遅くとも何時には寝る」「お酒は何時まで」などのソリューションにつながる。まずはシンプルな手法の繰り返しから始めることだ。いきなり手の込んだことを始めても、三日坊主になりかねない。

段階を踏み睡眠を改善

下図は、本気で睡眠習慣を改善したい人向けの「9つのステップ」だ。医師も指導する「睡眠スケジュール法」という不眠治療の1つで、必要な睡眠時間を確保しながら、布団の中で眠れずに過ごす時間を減らすことを目的にしている。流れを紹介しよう。

(出所)『一流の睡眠』を基に本誌作成