にいなみ・たけし 1959年生まれ。慶応大学卒。1981年三菱商事入社。91年米ハーバード大学経営大学院修了。2002年ローソン社長、14年会長を経て、同年10月から現職。(撮影:尾形文繁)
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──なぜ中国市場を狙うのですか。

中国の酒類市場では白酒という蒸留酒が圧倒的に強く、かつ成長している。一方で、中間層の間ではウイスキーの需要が増えている。それをどれだけ取り込んでいけるか。単独ではなく、仏ペルノ・リカールなど世界のウイスキーメーカーと協力して市場を切り開いていくことになる。10年先を見据えた経営になる。

現時点でも、中国人訪日客の間でウイスキーや缶チューハイの人気は高い。中国都市部にある日系居酒屋も人気だ。将来のために、現時点から「よいブランド」と認知されるようにしておきたい。中国市場には、独自の味の好みがある。専用商品を販売することも検討していく。

──インドを狙う理由は?