「ピッチコンサルタント」をご存じだろうか。「ピッチ」は欧米の広告業界用語で、日本でいう「競合コンペ」だ。広告主は広告代理店を決めるため、複数の会社に企画の前提や条件を伝え、代理店側は数週間から数カ月かけて企画を用意する。

しかし、新商品の立ち上げごとに年に何回も代理店ピッチを実施するのは双方に負担が大きいため、年間を通じてすべての案件を任せる代理店、AOR(エージェンシー・オブ・レコード)を決めることも多い。

ピッチコンサルタントは、このAORを選ぶ際に活躍する。広告主の状況を踏まえたピッチのプロセスを設計し、進行の際も都度相談に乗ってくれる、専門のコンサルタントだ。欧米では一般的な業態であり、大企業を中心に広く活用されている。