帝国ホテル
社長 定保英弥

さだやす・ひでや 1984年入社。宴会部、営業部、宿泊部などを経て、2009年に帝国ホテル 東京総支配人就任。13年から現職。

われわれは1890年、明治政府が国内外の賓客を迎える迎賓館という形で誕生した。これまでの政府の代表から企業のトップや結婚式を挙げる人まで迎える「日本の迎賓館」というあり方は原点であり、未来も変わらない。それが当社の魅力だ。

本館は来年で開業してから50年になる。耐震構造を含めあと20~30年は大丈夫だが、国内外の次の世代のニーズに100%合っているとはいえない。周辺の新しいホテルを見ていても、個人的にはそろそろ新しくするタイミングには来ていると思っている。未来の日本の迎賓館としての姿をどうつくり出していくか、しっかり悩んでいきたい。

本館は多くの宴会場やレストランを持っている。客室も30平方メートルから、外資系並みの50~60平方メートル、スイートルームの500平方メートルまで、バリエーションが多い。大きな街みたいなホテルだから、単純な客室単価などで外資系と比較するのは難しい。