皇室に関係する予算は、皇室の活動のための「皇室費」と、官庁である宮内庁を運営するための「宮内庁費」に分けられる。2019年度予算では、皇室費が117億円、宮内庁費が123億円だ。皇室費はさらに、「内廷費」「皇族費」「宮廷費」の3つに分類される。金額は皇室経済法などで定められている。

内廷費は、天皇ご夫妻、長女愛子さま、上皇ご夫妻の5人(内廷にある方=いわば天皇家の本家)の私的な費用で、毎年定額の3億2400万円。皇族費は、秋篠宮ご夫妻やほかの皇族、合計13人の私的な費用で、2億6400万円。宮廷費は、外国賓客の接遇や儀式など皇室の公的活動に充てられるもので111億円だ。

内廷費から、内廷の方々の食費、被服費、研究経費、私的な交際費、神事に関する経費、「内廷職員」と呼ばれる私的雇用人の給与などが支出される。