8月28~30日、「TICAD7」こと第7回アフリカ開発会議が横浜で開催される。しばらくは「遠いようで身近なアフリカ」とか、「ダイナミックな成長大陸」などと歯が浮くような報道が続くのだろう。ただし本稿では、本件に関する「不都合な真実」をお伝えしよう。

前回、2016年8月にケニアで行われたTICAD6では、日本側は官民合わせて総額300億ドル規模の対アフリカ投資を約束した。しかし、達成されたのは、その約半分の160億ドル程度であった。まずはその言い訳から始めなければならない。政府がリップサービスをしても、自分の資金を使う民間企業はどうしても慎重になる。「対アフリカ協力は民間投資の時代だ」などと、勝手に期待値を上げられても困るのだ。