1999年に南北に分割された中船集団(CSSC)と中船重工は、再統合に向け動いている(Imaginechina/アフロ)

中国政府が、国有企業同士の統合による巨大化を進めている。7月2日、造船関連の国有企業である中国船舶工業集団(中船集団)と中国船舶重工集団(中船重工)の戦略的再編計画が明らかになった。両社はそれぞれ中国造船業の1位と2位で、統合すれば、売上高4200億元(1元=約15円)、総資産8100億元の巨大企業となる。総資産では、同じく統合が計画されている韓国の現代重工業と大宇造船海洋の合計の2倍を超える見通しだ。

実は中船集団と中船重工はもともと同一企業だ。1999年7月に、国有企業に競争原理を導入する政策の一環として中国船舶工業総公司が揚子江を境に南北2社に分割された。本社が北京の中船重工は北船、上海の中船集団は南船と呼ばれている。

だが、この数年は再統合が噂されていた。両社の傘下にある上場企業の発表を通じて、具体的な内容が見えてくる。