最新設備がそろうグラーツ工場では年間約20万台を製造する

オーストリア南東部にあるグラーツ。ここにカナダのマグナ・インターナショナル子会社マグナ・シュタイヤー(MS)の完成車工場がある。マグナは自動車部品メーカーでありながら、MSを通じて幅広いブランドの完成車製造を受託している。グラーツ工場は1906年から現在まで29車種、350万台以上の生産実績を誇る。

70年以上の歴史を持つ建物内には、最新鋭の製造設備がずらりと並ぶ。製造ラインを流れてきたのは、英ジャガー・ランドローバーの電気自動車(EV)「I-PACE」。兄弟車でエンジン車の「E-PACE」が続く。パワートレインの組み込み地点で、I-PACEには電池やモーターを含む電動ユニットが、E-PACEにはエンジンが取り付けられていく。