ちば・こうたろう 1974年生まれ、慶応大学環境情報学部卒業。リクルート、KLab取締役を経て、副社長としてコロプラを上場に導く。投資家のメンターとしても活躍。(撮影:佐々木 仁)

ベンチャー役員を経て、個人のエンジェル投資家として活動する千葉功太郎氏は、2017年にドローンベンチャーへの投資に特化した「Drone Fund(ドローンファンド)」を設立した。なぜドローンなのか、なぜファンドを立ち上げたのか。千葉氏に尋ねた。

 

(注)8月24日号39ページ掲載記事に加筆しています。

 

個人投資家として未来の社会を幸せにする技術に投資をしたいとつねに考えている。そのテーマの1つがドローンだった。3年半前から興味を持ち、自分自身がはまって操縦もする。

AI(人工知能)やフィンテックといった領域には投資家がたくさんいるが、ドローンについては世界を見渡してもいなかった。ドローン関連のベンチャーが増え始めており、自分がドローン産業を立ち上げるという思いで、ファンドをつくった。使命感優先だった。

大企業の見方が変わった

全方位型ファンドに比べると資金集めも投資も難しいが、35の事業会社と個人から16億円弱を集めて約16億円の1号ファンドをつくることができ、1年強で22社に投資した。大きな金額を集めると言うよりも、巻き込む人を増やす目的のほうが強かった。