まつもと・かずや 音声表現コンサルタント・ナレーター。1991年、NHKにアナウンサーとして入局。2016年から株式会社マツモトメソッド代表取締役。

一度聞いてすぐ理解できる話し言葉にするための具体的な方法として、これまで「述語を早く言う」「倒置法を使う」ことをご紹介してきました。今回が最後の方法です。

その方法とは「体言止め」。文の最後を体言=名詞や代名詞で終えることです。この段落の最初でもすでに使いましたね。文章を書くとき、リズムが変わり文章のテンポがよくなる、文を短くできるので読みやすくなる、などの効果があります。話し言葉でも同様で、とくにプレゼンテーションなどではさらに効果は大きくなります。

こんな例文で考えてみましょう。