「ネット予約のほうが断然便利という状況を作る」と語る谷口氏(撮影:尾形文繁)

飲食店向け予約管理システム「TableSolution」とユーザー向けのネット予約サービス「TableCheck」を提供している。

創業者の谷口優CEO(35)は10年ほど前にクレジットカード決済代行のサイバーソースに勤務していたとき、ホテル業界で起きるネット予約へのシフトを目の当たりにした。電話予約に24時間多言語対応する必要がなくなり、無断キャンセルに対し請求が可能になる変化を見てきた。そして、「食べるのが好きだった」こともあり、「レストランと客の懸け橋となるプラットフォームを作りたい」と8年前に創業した。

TableSolutionを導入した飲食店は、「食べログ」などのグルメサイトや自社サイトといった複数の手段からの予約を一元管理でき、自動配席によって席効率を高められる。予約時にカード情報の入力を求めることで、無断キャンセルも防止できる。顧客は、TableCheck上で飲食店を検索すると、「よくあるグルメサイトのように広告料を多く払った順ではなく、距離や予算など関心に応じた順番で表示できる」(谷口氏)。18カ国語に対応し、海外からの予約も簡単だ。現在、TableSolutionは19カ国の約4000店舗に導入され、なお加速度的に増えている。