三井物産時代にブラジルに赴任、現地の教育事業に携わった(撮影:尾形文繁)

数学や英語など、勉強の「つまずき」ポイントは人それぞれ。アタマプラスが提供するのは、そうした違いにAIで対応するパーソナライズ教材だ。

創業のきっかけは、稲田大輔CEO(37)が三井物産時代に教育事業の立ち上げで、ブラジルに赴任したことだった。学校現場でタブレットを使いながら活発に議論する子どもたちを目の当たりにし、「日本の教育にも、もっとテクノロジーを」という思いを抱いた。帰国後に大学時代の友人2人を誘って起業した。

アタマプラスの教材は「タブレット端末の中にAIの先生がいるイメージ」(稲田氏)。生徒に問題を解かせながら、解答の内容や所要時間、学習履歴などのデータを吸い上げて分析。その単元を効率的かつ完璧に理解できるよう学習プランを組み立てていく。

収録コンテンツには演習問題、復習問題、講義動画などがあり、必要に応じて出し分ける。高校生でも、つまずきの原因が中学課程にあればそこまで戻って学ばせる。