海外ではLegacy.com(右)のような追悼SNSやEternime(左)のようなAI(人工知能)を使って故人を再現するサイトがある

全国の葬儀社を検索でき、資料請求や相見積もり、あっせんにまで対応する葬儀ポータルサイトの大手「いい葬儀」が誕生したのは1999年。「終活」という言葉が生まれる10年前から、インターネットを使った終活は可能だった。

それから20年が経ち、オンライン上の終活は、さまざまな分野に広がっている。便利なサービスや特徴あるサービスを紹介しよう。

葬儀に関連するところでは、事前に遺影にしたい写真を登録しておける無料サービス「遺影バンク」がある。死亡後、家族が葬儀社に登録情報を伝えると希望どおりの写真で遺影が作られる。

葬儀そのものを遠隔地の縁者に限定公開で中継する「追悼アカウント.com」というサービスもある。今年3月にスタート、この4カ月間で約60件のオンライン葬儀を行っている。

遺産相続を考えるときに便利なのは、資産や相続人などの情報を入力するだけでその場で遺言書の雛型が作れる「遺言書.com」だ。質問に答えていけば、正式なフォーマットに沿った形で遺志をまとめられる。親が介護施設に移るなどして実家が空き家になったときは、月1〜2回空き家を巡回し、その動画を含むリポートを会員ページにアップする、「日本空き家サポート」を検討するのがいいかもしれない。プランによっては室内の様子も報告してくれる。