欲望の資本主義3 偽りの個人主義を越えて(丸山俊一+NHK「欲望の資本主義」制作班 著/東洋経済新報社/1500円+税/224ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。
[Profile]まるやま・しゅんいち NHKエンタープライズ制作本部番組開発エグゼクティブ・プロデューサー。1962年生まれ。慶応大学卒業後、NHK入局。現在『欲望の資本主義』など「欲望」シリーズのほか、教養エンタメ、ドキュメント番組を担当。著書に『14歳からの資本主義』など。

本書は、NHKの『欲望の資本主義』シリーズを書籍化した第3弾である。

本シリーズはこれまで、資本主義とは何なのかという大きな問題に取り組んできた。今回は、国家の枠組みを超えて巨大化する「GAFA」と呼ばれるプラットフォーマーによる人類支配の懸念や、ブロックチェーン、仮想通貨への期待と不安が高まる中、今一度、資本主義の原点に立ち返り、われわれがこの巨大システムにどう立ち向かうべきかを考える企画になっている。

本書では、以下の5人の専門家が登場する。

GAFAの功罪を独自の視点から語る、異色の起業家スコット・ギャロウェイ。

仮想通貨が世界にフェアな競争をもたらすという夢を語る天才数学者チャールズ・ホスキンソン。

GAFAや仮想通貨など資本主義の今を冷静に分析する経済学者ジャン・ティロール。