(monjiro / PIXTA)

最近、世の中でお墓にまつわる疑問、難問が増えている。主なものについて解決策をまとめたので、ぜひ参考にしていただきたい。

Q. 内縁の妻と一緒の納骨は可能ですか?

霊園や墓地の使用規則などでは、納骨対象者の範囲を〇〇親等内と限定しているケースが多いため、この制限を形式的に当てはめると内縁の妻は納骨できないということになる。

しかし、厚生労働省の指針は、対象者の範囲を「使用者の親族及び縁故者」としたうえで、範囲を著しく制限するような規定は不適切であるとしている。たとえ内縁関係であっても考慮すべきだという考え方である。結果として内縁の妻は親族に準ずるとして適用される制度も決して少なくないので、事情によって納骨可となるケースもある。

Q. 妻が義母と一緒の墓に入りたくないと言う。

「夫の実家の墓に入りたくない」「嫁ぎ先の墓ではなく、実家の墓に入りたい」という女性たちの声をよく耳にする。この国においては終戦直後までのイエ制度の名残もあって、「長男の嫁は嫁ぎ先の墓に入らなければならない」という慣習はまだ健在なのだが、現民法ではイエの縛りはなく、妻が墓を別にして、自分の実家の墓に入ることも使用者の許可があれば問題ないだろう。