後列左から、柴田要くん、小林眞尋くん、竹内博士編集長、谷村穗果さん、俣野淳至くん、今村孔祐くん。前列、竹内虹七さん(京都・亀岡市の農産物直売所「なごみの里 あさひ」にて)(撮影:今井康一)
【著者プロフィル】かめおか子ども新聞●京都府亀岡市で2017年創刊。発行元は一般社団法人日本ファミリーナビゲーター協会。表裏フルカラーで毎月20日発行、京都新聞・毎日新聞・産経新聞・日本経済新聞に折り込み配布。発行部数2万部。記者は5〜12歳の11名。竹内博士編集長は1981年生まれ。大学卒業後、地元紙記者を10年務め、12年に独立。企業のコミュニケーション研修も行う。

悩みすぎやと思うわ、大人。現実は受け入れましょう

子どもが書いて大人が読むユニークな新聞。大人の悩みを子ども記者が解決するコーナーが人気だ。回答は忖度(そんたく)いっさいなし。バッサリ斬り捨てる一方、お坊さん風悟りの言葉も。子どもたちが発する何気ない一言を逃さずメモし、本書で披露した編集長。絶妙なイラストとせりふで破壊力をアップさせたイラストレーター氏。掛け算でイイ味を出した1冊。子ども記者たちに話を聞いた。

はい!  こちら子ども記者相談室デス!
はい! こちら子ども記者相談室デス!(かめおか子ども新聞 著/新潮社/1000円+税/127ページ)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

──大人の悩みを聞いた感想は?

こんなの言ったらアレかもしれないけど、意外にくだらないことで悩んでるなと。大人が暗いと子どもは大人になるのが嫌になる。もっと元気で明るく生きてほしい。ややこしく考えすぎてると思う。

例えば、「ピアノを習ってる子どもが家で全然練習しない」ってお悩みがありました。大人と子ども、同じ人間のはずやのに、考え方が違うんやなと思った。子どもはみんな、「好き=練習」やない。僕らは楽しいから弾いてるだけ。嫌いになったらどっちみちやめるし。

──回答するのは簡単でしたか。