米民主党の立候補者らによるテレビ討論会。各候補、派手な政策を主張するが…(ロイター/アフロ)

2020年の米大統領選挙に向けた民主党の候補者指名レースで、1回目のテレビ討論会が開かれた。政界やメディアの関心は次の点に注がれている。トランプ大統領に最もタフな戦いを挑むことのできる候補者は誰か、あるいはメディアの見出しを独り占めするような派手な政策の持ち主は誰か、ということだ。

だが、このような視点で候補者選びを進めていては、民主党は根本的なミスを犯しかねない。

選挙の勝敗を左右するスイングステート(激戦州)の有権者は、財政的には保守派だ。党派対立をあおるようなパフォーマンスも、それほど響かない。民主党は、この点をしっかりと理解している候補者を擁立していく必要がある。