もりがみ・のぶやす/1953年生まれ。早稲田大学卒業。進学塾経営後、88年に森上教育研究所設立。中等教育の調査・分析などを行う。(撮影:大澤 誠)

中学受験の志願者数が回復傾向にある中、私立の中高一貫校の入試や人気の傾向にどのような変化があるのか。中高一貫校の事情に詳しい、森上教育研究所の森上展安代表に話を聞いた。

中学入試に挑戦する志願者の数はリーマンショック前の水準にまで戻ってきている。とくに首都圏は人口増が続いているので、それに連動して中学受験者数が増える余地がまだある。タワーマンションなどの建設ラッシュが続く東京の湾岸エリアの学校は、偏差値も高くなっている印象だ。

ただ、人気が集まっている学校とそうでない学校の差が大きくなっている。偏差値が中央より上の学校は増加が顕著だが、下の学校はまだまだ回復できていない。