都心から電車で約50分。千葉県印西市の「千葉ニュータウン中央駅」の周辺は、広大な平野にマンションや戸建てが立ち並ぶベッドタウン。最近、その街の一角で、無機質な外観のビルがやけに目につくようになってきた。

実は、その多くはデータセンター(DC)だ。メガバンク、生命保険会社、損害保険会社、システムインテグレーター……。確認できただけでも複数の大手企業がDCを構え、さながら「DC銀座」の様相を呈している。5月には米グーグルもこの街にDCを建設すると発表した。

千葉ニュータウンは、高度成長期の1970年代に本格的な住宅開発が始まり、ベッドタウンとして人口が増加。が、都心回帰の流れの中で、計画していたほど人口流入が進んでいなかった。その街が今、DC事業者から熱い視線を集めているのだ。

印西市ではDC建設が相次ぐ。写真は三井不動産による新設工事の公示