M&A(合併・買収)が引き続き増加している。上場企業同士の事業売買だけではなく、中小企業のM&Aも増加傾向だ。

戦後に創業された多くの中小企業のオーナーは高齢化している。だが、必ずしもオーナーの親族が事業を承継できるわけではない。このため、企業を第三者へ承継する「事業承継型M&A」が増加している。これに特化したサービスを行うアドバイザーも増加中だ。

大手企業のM&Aと、事業承継型M&Aは、株式の売買という行為としては同じ事業だ。しかし、ゲーム理論で考えると、両事業の構造はまったく異なる。