Hans Heijligers●1959年オランダ生まれ。世界のホテル運営企業を渡り歩き、欧州や中東、アジア、アフリカのホテルで総支配人を経験。2014年IHG・ANA・ホテルズグループジャパン入社。西日本地区の総支配人を経て、16年1月から現職。(撮影:梅谷秀司)
訪日外国人が増加する日本のホテル市場を、グローバルホテル企業はどう見ているか。世界的なホテルチェーンであるインターコンチネンタルホテルズグループ(IHG)の日本支社CEO、ハンス・ハイリガーズ氏に聞いた。

──世界のホテル市場において、日本はどのように映りますか。

訪日外国人数が順調に伸び、非常によい状態だ。現在、都市部の客室稼働率は年間平均で85%前後と、世界的に見ても高水準。IHGが日本で展開する4ブランド32ホテル、約1万室の稼働率はその少し上を行く。

とくに東京というマーケットは、「インターコンチネンタル」のような高価格帯ブランドの平均客室単価が高水準。パリやロンドン、モスクワなどと並んで世界トップ5、6の都市だ。

──東京を高く評価する一方、今後の新規開業は地方が目立ちます。