「増資で得た資金は、もって1年だろう」──。大塚家具の先行きについて、市場関係者らはこのように口をそろえる。

3期連続の赤字で現預金が急減し、資金繰りに不安を抱えていた大塚家具は、スポンサー探しに奔走してきた。家電量販チェーン大手のヨドバシカメラや貸会議室運営のティーケーピーなど、複数の企業と交渉。結果、行き着いたのは、中国に約200店舗を展開する家具販売大手「居然之家(イージーホーム)」だった。

イージーホームは日本家具の販売や日本式接客サービスの導入に興味を持ち、昨2018年末に大塚家具と業務提携を締結。将来的には出資も視野に入れた提携だった。ただ、イージーホームは中国で株式上場を準備している関係で、早期の出資が難しかった。