700人超もの民主党の候補者の中でも、バイデン氏が最も有力だ(Keiko Hiromi/アフロ)

米国では、2020年の大統領選挙に向けた動きが慌ただしい。トランプ大統領は、再選を目指す選挙運動の皮切りとして、6月18日にフロリダ州で大規模な集会を計画する。対する民主党は、党の指名候補を選ぶ予備選挙に向け、候補者による第1回のテレビ討論会を、6月26、27日の2日にわたって開く予定である。

討論会が2日間に及ぶ背景には、候補者の乱立がある。正式な立候補者は170人を上回り、有力視される人物だけでも20人を超える。民主党は支持率などを基準に20人にまで絞り込んだうえで、10人ずつに分けて2回の討論会を行う方針である。

乱立する候補者の中でも支持率で先行するのが、オバマ政権で副大統領を務めたバイデン氏だ。5月の世論調査では平均で40%近い支持率を獲得し、2位につけるサンダース上院議員に約20%ポイントの差をつけている。