先日、香港でドミトリー(相部屋の宿泊所)に泊まった。利用者の大半は中国から来た若者だったが、その中にポツンと日本の若者がいたので話しかけた。聞けば職業は車掌だった。

何げなく「金曜日の夜に新幹線で、出張者風の男性が缶ビールを大量に持ち込み、酔っ払い、騒いでいた。指定席なので席を移動することもできず、とても嫌な思いをした」と告げると、彼は「車掌にとっても金曜の夜は最も危険な勤務です」と話し始めた。「酔っ払ったお客さんに絡まれるのは日常茶飯事、中には胸ぐらをつかんでくる人もいます」という。お客様第一の日本的思考では、車掌がうまく対応すべき事項らしい。