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書籍やオンライン英会話、英語格安留学……。一昔前では考えられないほど、英語学習の教材やサービスは充実してきた。

そうした中、単語学習からリスニング、スピーキングまで、あらゆる学習範囲を網羅し、今や数ある英語教材の中で「最強ツール」といわれるのが、スマートフォンのアプリだ。忙しいビジネスパーソンはまとまった学習時間を確保しにくいが、「スマホアプリなら隙間時間でも本格的に学習できる」と英語学習サイト「English Hacker」の佐々木真編集長は説く。

ささき・しん●英語学習サイトを運営。著書に『最強スマホ英語』。

動画で確認したり、耳で聞いたり、音声認識できるのも紙の教材にはない魅力だ。最近は人工知能によるチャット機能を備えたアプリも登場。さらにキーワード検索すれば、必要なアプリやアプリ内のピンポイントの情報にもたどり着きやすい。「自分に最適なコンテンツを見つけやすく、学習を効率化できる」と、英語学習マスターコーチの松本秀幸氏は指摘する。

まつもと・ひでゆき●独学で英語をマスター。著書に『スマホ3分英語学習法』ほか。

ほかのスマホアプリに「目移り」するリスク

ただし注意点もある。アプリは価格が安い分、すぐにほかのアプリに目移りし、学習が継続されにくいという落とし穴がある。「どんな英語教材も効果が出るには時間がかかる。ある程度自分に合ったアプリと思ったら、使い続けることが大事」と松本氏は語る。

「目移り」する先は英語アプリとは限らない。「最大の敵はSNSなど英語以外のアプリ。同じスマホ上にあるので、すぐ目に入る。その目移りを避けるには、いつ、どこで、どのアプリで学習するかをあらかじめ決めておくとよい」と佐々木氏はアドバイスする。

松本氏も目移り対策に、「特定のホーム画面には英語アプリだけを表示する」ことを勧める。「そうすると英語アプリしか目に入らず、気が散らない」(松本氏)。

英語アプリは数が多く、自分に合ったアプリを探すのは簡単ではない。そこで下図に両氏のお薦めをまとめた。アプリ選びの参考にしてほしい。