週刊東洋経済 2019年6/1号
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製薬会社から流れるお金は、薬の処方に影響しうる。下の図は、製薬会社、医師、薬剤師、メディアの力関係を示したものだ。医師の中でも治療方針や人事権に影響力がある大学教授や学会理事には、力とお金が集中する。こうした有力医師が登壇する講演会は製薬会社がバックにつき薬の宣伝にも利用される。『知ってはいけない薬のカラクリ』の著者である谷本哲也医師は、「医師の世界はピラミッド型で上からの権威に弱い。大学教授や学会理事は『キー・オブ・オピニオン・リーダー』と呼ばれ講演会を開けば多くの医師を一網打尽にして宣伝できる」と話す。