中国は北極海航路に加えて海底資源の調査を繰り返してきたとみられる。写真は砕氷船「雪龍」(新華社/アフロ)

5月10日および11日、上海において北極圏中国フォーラムが開催された。フォーラムのテーマは、「中国と北極」だ。

中国は北極圏に関する事象に積極的に関与しようとしている。中国は、自らを北極関連事象の重要な利害関係者であると主張する。そして、国際条約および一般国際法を順守し、「尊重、協力、ウィンウィン、持続可能」という基本原則を尊重しつつ、北極の持続可能な発展のために積極的に貢献してきた、というのだ。

しかし、中国は北極海に面しているわけではない。北極圏に関する事象を扱う枠組みとして北極評議会が挙げられるが、中国はそのメンバー国ではないのだ。