さとう・ひろゆき●デジタルカメラ事業本部副本部長などを経て、2016年にグローバルマニュファクチュアリング&オペレーションズ取締役。18年から現職。(撮影:今井康一)

自社のビジネスで使う電力の100%を再生可能エネルギー由来のもので賄うことを目指す企業連合の「RE100」。ソニーは2018年9月に加盟した。再エネ導入が遅れ気味の日本国内に消費電力の多い半導体工場を抱えるソニーは、どのように目標を達成するのか。品質・環境担当執行役員の佐藤裕之氏に聞いた。

──2040年までに使用電力のすべてを再エネ化すると宣言しました。

グローバルに事業展開する当社にとって、脱炭素経営の推進は必須だ。半導体などの販売先からも、製造時のCO2削減を求められる可能性がある。

当社の環境問題に対する取り組みの歴史は長い。1993年に環境行動計画を策定。2000年には東京電力に働きかけ、「グリーン電力証書」システムの創設に参加した。これで証書を購入すれば再エネ電力を利用していると見なせるようになった。