ショパンが晩年使ったものと同型のピアノ。1848年製「ニャース・プレイエル」

昨今クラシック界でブームになっている古楽。古楽とは、16〜17世紀のルネサンス期やヨハン・セバスチャン・バッハが活躍したバロック期など、西洋の「古い音楽」を意味する音楽用語。この古楽ブームに伴って注目度が高まっているのが、作曲家が活躍した当時のオリジナル楽器(ピリオド楽器)を使用するコンサートだ。

このピリオド楽器人気に拍車をかけたのが、2018年9月にポーランドで開催された「第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール」だろう。世界最古にして最高の権威を誇る「ショパン国際ピアノコンクール」の運営団体が、初めて開催したピリオド楽器によるコンクールだ。それだけに影響力は大きい。