博報堂が実施する「メディア定点調査」によると、2018年の携帯電話・スマートフォンの接触時間は1日当たり約100分だった。テレビ、ラジオ、新聞、雑誌、パソコン、タブレット端末を合わせた全メディア接触時間の3分の1を占める。10年前と比べると約6倍に膨らんだ。

この調査では携帯・スマホ、パソコン、タブレット端末などをメディアとしている。定義の問題なので間違っているわけではないが、これらのメディアとその他の4メディアには、根本的に異なる点がある。前者が消費者同士のコミュニケーションにも使われるということだ。

「メディア」という言葉はミディアムの複数形だ。ミディアムの本来の意味は「間に入るもの」である。その意味で考えると、広告媒体としてのメディアは、「企業と消費者の間に入って、企業のメッセージを中継するもの」となる。